1997.05.25
本庄11:15=霧積温泉13:04-稜線13:55~14:00-剣の峰14:25~30-角落山15:20~25-コル15:45-剣の峰16:20~30-霧積温泉17:10~30=本庄19:15
角落山とは見事に名付けたものと思う。鋭くとがったピラミッドの途中を鋭い刃物で斜めにスパッと切断したような姿を、古人は角の上半分が落ちたと表現した。あの切断面に立ってみたいと長い間憧れていた。
出発前に本庄東幼稚園の警報装置が作動するハプニングあり。さいわい庭木の整備に来た二郎氏に知らせておかなかったためと判明。だが出発が遅れた。霧積温泉からの登山道は鼻曲山へのみち。稜線に出た地点で右に分かれて剣の峯へ。標高差はほとんど感じないが、ユニークな岩山だ。そそり立つ岩壁の下を横切っていく。角落山へのコルから反対側の景色が見えたが、あとは植生に遮られて展望はない。頂上も杉の木立で何も見えない。本庄から見て想像していたより狹い傾斜地だ。
午后の陽射しが傾いて帰路を急ぎたくなる。本庄を早朝に出発していればゆとりをもって歩けたものをとの思いを残して帰途に就く。
スケッチは本庄から見た西北西の山々。浅間と浅間隠しの間、鼻曲と並んで角落山がある。