(燕岳山頂より槍・穂高 左は大天井岳)
1977.10.13
本庄07:39-篠ノ井-明科12:50-中房温泉14:30(泊)
同僚二人と文化祭代休・土日を利用して晩秋の表銀座コースへ。明科駅前喫茶店にて昼食。雲一つなく、秋の陽射しが冬用カッターシャツに暑い。中房温泉露天風呂、ぬるい湯に長時間浸り、心から温まる。

1977.10.14
中房温泉05:30-合戦小屋跡-燕山荘(山頂往復)昼食-蛙岩-大天荘14:30(泊)(大天井岳往復)

ヘッドランプを付けて出発。1時間後にカッターシャツをを脱いでアンダーシャツ1枚。風もなく穏やかな日となった。ナナカマドの紅葉が鮮やかだ。槍・穂高を目の前にして歩く。上のスケッチは燕岳山頂より槍・穂高。左は大天井(オテンショウ)岳。常念の頂上も見える。ところがエネルギー切れで、最後の大天荘へのゆるい登りが苦しい。次第に風も出て強まる。夜通し強風が吹いた。写真は大天井頂上。バックは燕岳。

1977.10.15
大天荘-東天井岳-横通岳-常念岳ー(昼食11:15/12:15)-蝶槍13:20-蝶ヶ岳ヒュッテ(泊)
寒さの中を身体をすくめつつ出発。東天井乗越からのルートが廣い。常念岳で大休憩。辿ってきた山々と後ろ立山連峰、立山・劔が大きく連なる。裏銀コースは平たんな連なりに見える。それぞれの山にそれぞれの思い出あり。出発すると、蝶ヶ岳への道に草原と林の美しい場所あり。思わずここで昼食と。その後あっという間に蝶槍へ。スケッチは蝶が岳頂上より常念岳。左奥は大天井岳と東大天井岳、手前の三角錐が蝶槍。

1977.10.16
蝶ヶ岳ヒュッテ05:15-長塀山05:55-徳沢07:30/50-名神池08:30/50-上高地09:30/11:20=新島々-松本ー篠ノ井ー本庄17:43
蝶の朝も寒い。震えながら出発。長塀山頂上で日の出なりしも止まらずに素通りする。ダケカンバ、ナナカマドなどの落葉樹、モミの林の中は見通しがきかない。モルゲンロートの穂高も未練を残しつつ木の間越しだ。せめて休憩をと休んだが、その後徳沢まで走り下る。汗びっしょりの顔を洗った時の心地よさは忘れない。前穂・明神岳の前をめぐって明神池へ。紅葉、黄葉の盛りで人が多く、にぎやかだ。写真は蝶が岳山頂より槍沢(中央)と涸沢(左)。

カテゴリー: 1977 表銀秋冷山行